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東洋紡糸工業株式会社

特殊技術

東洋紡糸ではカシミヤ紡績で長年培った技術を生かして、ニット製品を特徴付ける様々な新技術や特許技術の開発を行なっています。伝統技術の継承を重要視し、更なる改革、改善を施しながら未来に向い、歴史の中で育んできた糸作りの伝統、カシミヤの文化を守りながら、より一層、品質のプライオリティーを高く、新素材の開発、新たな表現の追及を進めています。









FUR CASHMERE

毛皮をイメージして、その風合いは生みだされました。 カシミヤ繊維の表面はスケールと称する鱗片で覆われている為に、水分や物理的作用の影響を受け、繊維同士の絡みが生じます。この現象は収縮や毛羽立ちに結び付くのですが、繊維の太さや長さの構成状態から毛羽の発生や収縮度合いなどが大きく変化し、繊維特性として、それぞれ特有の風合いや毛羽感を醸し出す背景になります。カシミヤ繊維のこの特性を生かして、繊維の長さとボリューム感を最大限に引き出したものが「FUR CASHMERE」です。カシミヤの豊かな表現力を象徴するファーカシミヤは、東洋紡糸独自の技術により、繊維を傷めずに滑らかで柔らかな毛羽感と風合いを生み出します。

糸衣のファーカシミヤ





E-FILU

鮮明な発色性を有する糸。 生まれたばかりの繊維には繊維損傷がありません。E-FILUは「繊維が生まれたばかりの状態に限りなく維持再現する事」に、着眼して考え出された東洋紡糸独自の紡績方法から生みだされる糸です。繊維の損傷に対して、保護機能を有し、且つ復活させるということが、より良い糸の具現化に繋がっていくという理論から、各紡績工程において繊維損傷の軽減を目的としながら、東洋紡糸の糸作りの伝統、技術を礎に研究、改良を積み重ねてきました。その結果、紡績される「E-FILU」は、繊維損傷が限りなく少なくなった事から、鮮明で発色性に優れ、膨らみがあり、耐光堅牢度等にも優れているという特徴を有する特別な糸になります。

E-FILU





MAYUCA

東洋紡糸の特殊プロテインコーティング技術「MAYUCA」は、今までになかった編みやすく、扱いやすいシルク糸を実現します。

>絹鳴りのしないシルク
「絹鳴り」とは繊維の断面が三角形、表面が凸凹なので擦れたときに音が鳴るのですが、表面の凸凹から滑りが悪く、曲がりにくい性質となり、編みづらい、扱いづらい素材とされてきました。MAYUACAを施すことで表面が均一化されることから、滑り、曲がりやすさが改善され、編みやすく、扱いやすい糸になります。編みやすく、扱いやすい糸を求めた結果、絹鳴りも解消されました。

>手洗いできるシルク
通常シルクは洗うと伸びてしまうという性質を持っていますが、MAYUCAによるコーティング効果が生まれるため、伸び縮みが少なく手洗いが可能になります。

>白化の軽減
白化とはフィブロインがひび割れる事が原因です。 MAYUCAによる繊維のコーティング効果から白化現象を軽減することができます。

>横段の改善
通常シルクのニッティングでは横段が現れやすいのですが、 MAYUCAを施すことにより繊維の表面が安定するため横段が改善されます。

mayuca











詳細は、弊社営業担当までご連絡ください。




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