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東洋紡糸工業株式会社

東洋紡糸とカシミヤ

東洋紡糸とカシミヤ

東洋紡糸は、明治12年(1879年)に創立された、日本の繊維産業発祥の工場、桑原紡績所を前身として、約130年以上、糸づくりをしている紡績会社で、日本で最も紡績業の歴史を持っている会社の一つです。昭和5年(1930年)にはカシミヤ糸の生産を国内で初めて行った会社でもあり、以来80年以上つくり続けている純国産のカシミヤ糸は、その歴史と伝統を今日まで職人の手によって守り続けながら、世界に誇るトップレベルの品質で生産し続けています。

東洋紡糸史

日本紡績業のパイオニアとしての歴史、戦前からカシミヤを扱ってきた伝統。それは単なる時間の経過ではなく、デリケートで貴重な天然繊維を最大限に活かすモノづくりに情熱を注いできた職人の汗と知恵の積み重ねです。コンディションや状況によって、原料調達から、整毛、染色、紡績の各工程において高い技術を必要とする糸づくりは、長い歴史の中で育まれてきました。

1879 明治12

日本の繊維産業発祥の工場、桑原紡績所創立

1879 明治12

水車を利用した紡績工場として明治11年に着工

1930 昭和05

日本で初めてカシミヤの紡糸をする

1930 昭和05

1934 昭和09

三島毛織(株)と社名を変更

1934 昭和09

この頃、整毛機80台、精紡機6台、織機10台を備え、日本最大の生産設備を誇るカシミヤ一貫メーカーとしてカシミヤ紡毛糸の隆盛を築いた

1940 昭和15

カシミヤ整毛をアメリカに輸出

1940 昭和15

わが国におけるカシミヤ輸出の第一号となった

1947 昭和22

東洋紡糸工業株式会社 設立

1947 昭和22

後に「日本のカシミヤ王」と呼ばれる小林亀久治がかつての三島毛織の関係者と相協力して東洋紡糸工業株式会社を設立

1947 昭和22

東洋毛糸株式会社 設立

1974 昭和49

カシミヤ梳毛紡績を開始する

1979 昭和54

中国・新疆ウィグル自治区ウルムチ市に合弁企業天山毛紡織有限公司設立。日中合弁第1号。中国対外合弁第3号となる

1979 昭和54

当時、中外合資経営企業法に基づく日中合併の第一号としてNHKのTVニュースをはじめ各新聞に大きく取り上げられた

1983 昭和58

春木紡績株式会社 設立

1983 昭和58

カシミヤ紡毛紡績の主力工場となるべく操業開始

1985 昭和60

東洋アクア株式会社 設立

1985 昭和60

染色部門を分離独立させる

2008 平成20

自動横編機のメーカーとして世界でトップ メーカーのひとつである株式会社島精機製作所のグループ゚会社として染色部門の東洋アクア(株)、紡績部門の春木紡績(株)を吸収し一本化して再スタートする

2010 平成22

東洋紡糸ブランドとしてCASIMICOを立ち上げる

2010 平成22

2012 平成24

一宮事務所 設立

CCMI CASHMERE AND CAMEL HANUFACTURES INSTITUTE

CCMI CASHMERE AND CAMEL HANUFACTURES INSTITUTE

カシミヤ・キャメルヘア工業会(CCMI)は、本物のカシミヤ及びキャメルヘア製品の利用を促進し、その製造業者、小売業者と消費者の利益を保護するため、1984年に世界の代表的な大手カシミヤ紡績で構成される国際シンジケートとして設立されました。

東洋紡糸はカシミヤ・キャメルヘア工業会(CCMI)に加盟し、役員に名を連ねています。

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